「明日の宇宙を拓く街」!?
宮城県の南部、福島との県境にほど近い角田。
四方は山々に囲まれ、田園風景が広がる田舎。
そんな自然いっぱいな田舎街を今回はご紹介します。
「明日の宇宙を拓く街」!?
角田市には、「宇宙航空研究開発機構(JAXA)角田宇宙センター」があることから「宇宙」をテーマとして「明日の宇宙を拓くまちづくり事業」を展開。実物大のロケットの模型が存在します。
〜台山公園内にある角田市スペースタワー・コスモハウス〜
H-II ロケットは日本初の打ち上げに成功した純国産ロケット。その実物大模型全長49m、地上37mと40m部分に展望室が設けられ360度の大パノラマが楽しめます。
展望塔からは蔵王連峰や阿武隈の素晴らしい眺望を満喫できます。
宇宙展示館コスモハウスにはH-II ロケット第2段エンジンの実物をはじめ、人工衛星の実物大模型、各種映像や写真を展示しているほか、宇宙食なども販売してます。
日本初の宇宙旅行士、毛利衛さんが宇宙で行なった実験を大型スクリーンで(人類初の月着陸の様子)を紹介するコスモシアターなど、広いスペースと照明効果で宇宙空間を演出してあり、冒険心がかき立てられる展示館となっています。
〜菜の花畑〜
ゴールデンウィーク期間中の角田橋下流右岸阿武隈川河川敷は、ゆったりと流れる阿武隈川と春雪を戴いた蔵王連峰を背に、春の息吹を伝える菜の花の黄色いジュータンが広がります。
3.2haの畑に約250万本の菜の花が咲く美しい景色が広がります。
〜いかだ下り〜
阿武隈川の景観を楽しみながら河川への親しみを深め、河川愛護と河川美化を呼びかけることを目的に開催している「阿武隈川いかだ下り大会」。
角田に住む3人のアイディアから始まったいかだ下りが、現在では角田市の夏の風物詩となっています。
〜宮城県最古の木造建築「勝楽山高蔵寺」〜
平安時代より830年の時を刻む阿弥陀堂は、現存する宮城県最古の木造建築として1177年に建立され、現在は国指定重要文化財となっています。
平安時代の建造物は全国でも26しか残っておらず、阿弥陀堂としては7箇所だけで、岩手県の平泉中尊寺金色堂、福島県のいわき白水阿弥陀堂と並ぶ東北三大阿弥陀堂の一つとなっています。
〜阿武隈急行線〜
東北の大河阿武隈川に沿って、水と緑の“あぶくまの里”を走る鉄道。単線です。沿線には見どころイベントがたくさんあり四季折々の美しい風景がひろがっています。
田舎好きには、たまりません。
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